飴ジスト、悩む

(前回の続き)

アメジストの住人に飴を広めるべく、私は早速ため込んでいたキャンデーと、ちまちま作り貯めていたパプアメを棚に並べた。

道沿いである。
競合する店舗が周囲にないこともチェック済だ。

きっと売れる、そう確信して私は待った。

……………。

……………………。

……………………………。

あんまり売れてない？？？？

待ったのは、まあ数時間といったところか。
150Gで置いたキャンデーは数人が買っていくのみ。
2500Gで置いたパプアメには見向きもされない。

買って行かれるのは、相変わらず食パンやランプばかりだ。

何がいけないのだろう？
私はしょんぼりしながら自信作の飴たちを引っ込め、住人たちが求めているであろう食パンやランプを並べ直した。

そのまましょんぼりしながら、気分転換にセクレタリ内の記事を眺めていたところ、気になる文字を見つけた。

棚競合である。

拙い理解のため間違っていたら申し訳ないが、どうもアイテムにはそれぞれ住人ごとに需要があり、その需要が被らない方が売れやすい傾向にある(らしい)。
と言ってもシステム的にそれが明示されているわけではなく、「そういう仕様があるかも？」みたいなふんわりした感じだった。

……え？分かりにくい？
多分もっとわかりやすい記事が他にあるからそっちを見た方が
説明すると長くなるから今回は割愛させてください。
何せ初めてまだ１ヶ月未満なので、うまく説明できる自信もないので。

話が逸れた。

要するに、キャンデーやパプアメを欲しがる住人層と、現在売っているアイテムを欲しがる住人層が被っているために、飴たちが売れにくくなっている(可能性がある)というのだ。

ならばどうすべきなのだろうか？
私はしばらく棚を睨み続けていた………。

つづく(ㅍ_ㅍ)